【古文・漢文】古文の読解問題を素早く解くためのポイント

古文・漢文の勉強法

はじめに

古文の読解問題は、高校・大学受験において重要な科目の一つですが、現代語とは異なる文法や語彙が多いため、苦手意識を持つ受験生も少なくありません。試験時間内に効率よく正確に解答するには、読解のコツを身につけることが不可欠です。本記事では、古文読解をスピーディに解くためのポイントを紹介します。

1. 文章の構造を把握する

1-1. まず設問を確認する

試験では限られた時間内に文章を理解する必要があります。そのため、文章を読む前に設問をチェックし、何が問われているのかを把握しましょう。設問の種類には、

  • 内容理解(本文のあらすじや登場人物の心情)
  • 文法や語彙の意味
  • 指示語の指す内容
  • 接続詞や因果関係の理解 などがあり、どの情報を重点的に探せばよいかが明確になります。

1-2. 段落ごとの要点をつかむ

古文の文章も現代文と同様、論理的な構成を持っています。特に、

  • 冒頭部分:話の導入や状況説明
  • 中盤:出来事や登場人物の心情変化
  • 結末:話の締めくくりや教訓 といった流れを意識しながら読むことで、文章の要点を素早く理解できます。

2. 重要な文法や語彙を押さえる

2-1. 古典文法の基礎を身につける

古文読解には、古典文法の知識が欠かせません。特に以下の項目を重点的に学習しましょう。

  • 助動詞:「む」「べし」「なり」などの意味と活用
  • 敬語:「給ふ」「候ふ」などの尊敬語・謙譲語・丁寧語の違い
  • 係り結び:「こそ」「ぞ」「なむ」などの係助詞と結びの関係

助動詞や敬語を理解することで、登場人物の立場や心情をより正確に把握できるようになります。

2-2. 頻出単語を覚える

古文では、現代語とは異なる意味を持つ単語が多く登場します。例えば、

  • あはれなり(しみじみとした趣がある)
  • いと(とても)
  • なかなか(かえって)
  • さうざうし(物足りない)

これらの頻出語を暗記しておくと、文章の理解が大幅にスムーズになります。

3. 訳さずに文意をつかむ

3-1. 逐語訳を避け、大意を把握する

古文を読む際、すべてを現代語訳しようとすると時間がかかります。重要なのは、「主語」「述語」「目的語」を意識しながら、全体の流れをつかむことです。

例えば、「今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。」 この文を見たとき、「昔、竹取の翁という人がいたなあ」と即座に理解できれば、スムーズに次の文へ進めます。

3-2. 省略された主語を見抜く

古文では主語が省略されることが多く、これが読解の難しさにつながります。敬語表現や助詞を手がかりに、誰の行動なのかを素早く判断する力を身につけましょう。

4. 選択肢を消去法で絞る

選択問題では、正解を選ぶだけでなく、不正解を排除するスキルも重要です。以下のポイントを意識すると、効率的に正解へたどり着けます。

  • 本文と異なる内容が含まれる選択肢を排除
  • **極端な表現(絶対・必ずなど)**が使われている選択肢に注意
  • 文脈と合わない選択肢は除外

このような手順を踏むことで、誤答を減らし、正答率を向上させることができます。

5. 漢文の読解も併せて対策する

古文と共に出題されることの多い漢文についても、素早く読むためのポイントを押さえておきましょう。

5-1. 返り点と訓読法を理解する

漢文では、返り点(レ点、一二点など)の使い方を正しく理解することが基本です。また、再読文字(未・将・且・当・須など)の読み方も頻出なので、確実に習得しましょう。

5-2. 重要語句を覚える

漢文では、「仁」「義」「孝」「礼」などの語が頻繁に登場します。これらの意味を把握しておくだけで、文章の理解スピードが大幅に向上します。

おわりに

古文の読解問題を素早く解くためには、

  1. 設問を先に確認し、必要な情報を探しながら読む
  2. 文法や単語の知識を活用し、文章の意味を素早く理解する
  3. 主語や述語の関係を見抜き、大まかな流れを把握する
  4. 消去法を駆使し、効率よく選択肢を絞る
  5. 漢文の基礎知識も身につける

これらのポイントを意識すれば、古文の読解力が向上し、試験本番でもスムーズに解答できるようになります。日々の練習を積み重ね、自信を持って試験に挑みましょう!

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