今回は、高校受験・大学受験に挑戦するみなさん、そしてその保護者の方に向けて、
漢文の訓読文を着実に仕上げる勉強法をお伝えします。
漢文は、正しい取り組み方を知れば得点源にしやすい科目です。
一方、自己流で進めると伸び悩みやすく、「苦手科目」になりがちです。
この記事では、
- 訓読文作成の基本ステップ
- よくあるつまずきポイントとその解決策
- 実践的なトレーニング法 まで、丁寧に解説していきます。
「漢文を得意科目にしたい!」と考えている方は、ぜひ参考にしてください!
訓読文とは?まず押さえておきたい基本
まずは基礎知識から確認しましょう。
訓読文とは、本来中国語で書かれている漢文を、
- 日本語の語順に直し
- 助詞や助動詞を補って
- 読み下したもの を指します。
たとえば、
「人而無信、不知其可也。」
この漢文を訓読文にすると、
「人として信無くんば、その可なるを知らざるなり。」
となります。
つまり、訓読文を正確に作れる=本文の意味をきちんと理解できているということ。
この力こそ、漢文攻略には欠かせないのです!
訓読文を完璧に仕上げる!3つのステップ
ここから、具体的な勉強法を順番に紹介していきます。
ステップ1:返り点と句形を体で覚える
漢文を読むには、「レ点」「一二点」「上下点」などの返り点を正確に理解することが必須です。
そして、漢文には決まった句形パターンが存在します。 たとえば、
- 「不〜」=〜せず
- 「〜乎」=〜か(疑問・反語)
- 「使A B」=AをしてBせしむ
など。
これらを単純に暗記するだけでなく、例文を音読しながら体に染み込ませることが大切です。
🔵【コツ】
声に出して読むことで、自然な語順や助詞の入れ方も一緒に身につきます!
ステップ2:自分で訓読文を書き起こす練習
基礎が固まったら、次は実践練習です。
教科書や問題集に載っている漢文を使って、
- 白文(返り点付き)を見ながら自力で訓読文を作成
- 模範解答と照らし合わせる
- 間違えた箇所をノートにまとめて復習
この流れを何度も繰り返します。
意識してほしいのは、
- 助詞や助動詞を適切に補うこと
- 日本語として自然な語順に整えること です。
🔵【コツ】
作った訓読文は必ず声に出して読み上げると、より違和感に気づきやすくなります。
ステップ3:白文のみで読む練習にチャレンジ
最終段階では、「白文(何も記号のない原文)」を見て、返り読みしながら自然に訓読できる力を養います。
最初は難しく感じますが、慣れてくると
- 文の構造を素早く捉える力
- 助詞・助動詞のセンス が飛躍的に高まります。
🔵【コツ】
間違えることを恐れず、どんどん白文訓読に挑戦しましょう!
よくあるつまずきポイントとその克服法
続いて、訓読文学習で生じやすい悩みとその対策を紹介します。
① 語順がバラバラになる…
→【対策】:「主語→述語→目的語」を意識する!
日本語らしい文型を意識しながら、登場人物(主語)をまず特定しましょう。
② 句形が思い出せず訓読できない…
→【対策】:短時間でも句形を毎日復習する
1日5分だけでも「句形カード」などで確認すると、確実に定着していきます。
③ 助詞・助動詞の入れ方がわからない…
→【対策】:模範訓読文の音読練習
「どういう日本語表現が自然か」を耳と口で覚えてしまうのが一番効率的です!
毎日続ける!おすすめトレーニングメニュー
さらに、確実に力をつけるための毎日のメニューを提案します。
【15分訓読トレーニング】
(1) 音読練習(5分)
→ 昨日覚えた訓読文や句形を声に出して読む
(2) 自力訓読(5分)
→ 今日の新しい漢文を、自分で訓読してみる
(3) 答え合わせ&チェック(5分)
→ 模範解答と比較し、間違えた部分を確認してメモ
このメニューをコツコツ継続すれば、1ヶ月後には漢文に対する苦手意識がぐっと減っているはずです!
🔵【さらに効果アップ】
週に1回、「まとめテスト形式」で訓読練習すると、実戦力が一段と高まります!
まとめ
今回は「漢文の訓読文を完璧に仕上げる勉強法」を詳しく紹介しました。
重要なポイントは、
- 返り点・句形を徹底的に覚える
- 訓読練習を繰り返す
- 白文から読める力を養う
- 毎日音読と復習を欠かさない この4つを意識することです。
漢文は、地道な積み重ねがそのまま点数に直結する科目です。
正しいやり方で取り組めば、確実に得意科目にできます。
今日からさっそく、訓読練習をスタートしてみましょう!
もし、「自分ひとりではなかなか続かない…」という方は、オンライン家庭教師のサポートも活用してみてくださいね!
それでは、また次の記事でお会いしましょう!

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